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2013 診療所便り

12月のお知らせ

2013年12月03日

いよいよ冬の到来ですね。
この時期にはノロウイルスをはじめとする感染性胃腸炎やインフルエンザなどの感染症対策が重要です。
ワクチン接種の有無にかかわらず、手洗い・うがいの励行が基本であるのは言うまでもありません。
外出から帰った後や食事前・トイレの後は丁寧に手を洗うようにしましょう。さらに、流行期にはなるべく人混みを避けることも重要です。
また心臓病や腎臓病などの持病がある方は、感染症が引き金となり基礎疾患の悪化をまねく恐れがありますので十分ご注意下さい。

<年末年始の休診日>
2013年12月30日(月)~2014年1月5日(日)までとなります。

11月のお知らせ

2013年10月23日

何だか猛暑の後は寒波襲来を予感させる今日この頃でありますが、体調など崩されておりませんでしょうか?

10月はインフルエンザワクチンのお話をしましたが、今回は感染性胃腸炎の話題です。
感染性胃腸炎は年間を通して存在しますが、インフルエンザが流行る前の11月後半頃にピークを迎えることが多いようです。
その多くはノロウイルスによるものです。
このウイルスにはアルコール消毒はあまり有効ではなく、次亜塩素酸ナトリウムが有効です。
簡単に言えば塩素系の消毒で、家庭用の漂白剤で代用できます。
水500ccに対し漂白剤の原液をペットボトルのキャップ2杯混合したものでOKです。
嘔吐などで汚染した部分だけでなく、トイレ・洗面所のドアノブやスイッチ類等手で触れた箇所もまめに消毒することが感染拡大の防止に有効です。 手からによる接触感染が主体ですので、手洗いが特に有効な予防法といえるでしょう。
しかし汚染したオムツやシーツ等の繊維が空気中に浮遊し、それを吸い込んでも感染します。
汚染されたものを処理する際の換気やマスク・うがい等も感染予防に重要です。

10月のお知らせ

2013年10月01日

「暑さ寒さも彼岸まで」とはよく言ったもので、このところ朝・晩は涼しいを通り越して少し肌寒い感じになってきました。

今回はインフルエンザワクチンの接種時期の話です。
ワクチンは接種後2週間位から効果が出始めて、4週間位で最高の状態になります。この状態が5カ月程度続き、以降効果は減少していきます。
一年経つと抗体価(抗体とは、インフルエンザからの感染を防ぐ免疫蛋白)が低くなるため、毎年接種する必要があるとう訳です。
インフルエンザは12月下旬から3月上旬が流行の中心になることが多く、効果の発現と効果の薄れる時期を考慮すると、11月に接種するのがよい と考えます。
遅くとも12月中旬までには済ませた方がよいでしょう。
また小学生以下の小児は、2回の接種が必要です。

9月のお知らせ

2013年09月01日

日の入りや朝・晩が少し秋めいてまいりましたが、夏の疲れが出やすい時期でもありますので、お気を付け下さい。
さて、6月から始まりました特定健診も10月までとなります。(一部の組合を除き)10月に入りますと混み合いますので、早目の受診をお勧め致します。

8月のお知らせ

2013年08月01日

猛暑が続いておりますが、体調は如何でしょうか?
熱中症対策として、水分補給に加えて塩分補給の必要性をよく耳にします。しかし高血圧の方は逆に塩分の取り過ぎに注意が必要です。
大半を室内で生活している人では、食事中に含まれる塩分で十分なことがほとんどです。むしろ過度の塩分摂取は高血圧・腎臓病などの悪化を招く恐れがあります。
またスポーツドリンクの飲み過ぎで糖分の過剰摂取となり、糖尿病が悪化する場合もありますのでご注意下さい。持病をお持ちの方は、かかりつけ医に相談しましょう。

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